【南城】ポストコロナの観光振興に向けて、南城市(古謝景春市長)とJTB沖縄(桂原耕一社長)による包括連携協定の締結式が7日、同市役所で開かれた。同市は今後、JTB沖縄と連携しながら、ウエルネスプログラム充実や観光DX推進などを通して、県外観光客に足を運んでもらう取り組みを強化していく。
本年度に20回目を迎える尚巴志ハーフマラソンに併せてイベントを開催。県外参加者を増やすことに取り組んでいく。
締結式で古謝市長は、2018年度策定の第2次観光振興計画の見直しに触れ「社会情勢の急激な変化の中で、持続可能な観光のまちづくりをどう推進していくか、官民一体で課題を解決していく」と話した。桂原社長も「南城市は宝の山だ。市と一緒に新しい旅のスタイルを創造できるよう、知識や経験を生かしていきたい」と意気込みを語った。 (岩崎みどり)