台湾との経済交流発展を 知事、現地トップセールスへ


この記事を書いた人 金城 美智子
台湾出発前に意気込みを話す翁長雄志知事=12日午前11時、那覇空港国際線ターミナル

 翁長雄志知事が団長を務める「県トップセールスin台湾」は12日午前11時、那覇空港から台湾へ出発した。県内経済団体代表や旅行関係者ら計67人が14日まで滞在し、台湾とのさらなる経済交流発展を図る。現地の航空会社に沖縄路線の拡充を求めるほか、MICE施設やクルーズターミナルなども視察する。13日には現地で初開催される交流会「沖縄ナイト」に参加する。

 出発を前に、結団式が那覇空港国際線ターミナルであった。翁長知事は「(台湾からの入域観光客数が)本年度は50万を超す勢いだ。アジア経済戦略構想がある中で、台湾は重要な(経済活動の)拠点になる。各分野を生かして交流を深めてもらいたい」と台湾との経済交流に意気込みを見せた。【琉球新報電子版】