呉我銘茶、おいしいよ 苦み少ないマイルドな味わい 名護で新茶まつり


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子どもたちに新茶をふるまう、農家の山里直さん(右から1人目)=4月22日、名護市宮里のJAファーマーズマーケット「はい菜!やんばる市場」

 【名護】沖縄県名護市の名産、呉我銘茶の新茶まつりが4月22日、同市宮里のJAファーマーズマーケット・はい菜!やんばる市場などで開催された。同市呉我で約30年以上、お茶の栽培を続けている山里直(すなお)さん(67)によると、2月まで冷え込みが続いたため、今年の新茶は香りが良いという。新茶は9月まで県内各地のJAファーマーズマーケットなどで販売する。

 呉我銘茶は渋みが少なく、マイルドな味わいが特徴となっている。山里さんは「お茶は健康に良いので、毎日飲んでほしい」と購入を呼びかけた。買い物で店を訪れた児童(9)は、新茶を試飲し「熱かったけどホッとした感じがする。少し苦かったけどおいしかった」と笑顔を見せた。
 (武井悠)