キングスの今村、悲願の日本一へ闘志 BリーグCS出場の選手らが意気込み 「昨季の悔しい思い」前面に


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準々決勝での対戦に向けて抱負を語った琉球ゴールデンキングスの今村佳太(左)と名古屋ダイヤモンドドルフィンズの須田侑太郎=8日、東京都の帝国ホテル

 【東京】プロバスケットボールBリーグの年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS、12日開幕)に出場する8チームの選手らが8日、東京都内で記者会見し、意気込みを語った。西地区で6連覇を果たし、CS決勝で準優勝した昨季に続いて出場する琉球ゴールデンキングスの今村佳太選手が登壇し「昨年のファイナルで非常に悔しい思いをした。その思いを前面に出して戦っていきたい」と悲願の日本一に向けて闘志を燃やした。

 キングスは準々決勝で名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(西地区3位)と対戦する。12、13、15日の対戦で2勝したチームが準決勝に進む。

 会見後の取材で今村選手は悲願の日本一まであと一歩と迫った昨季を「本当に悔しい思いを個人としてもした」と振り返り、「チームとしても成長し、勢いをつけながらファイナルまで行きたい」と抱負を語った。

 「我慢強く戦えるチーム」と、大きなけが人も出さずにシーズンを乗り切った安定感のある戦いぶりをチームの強みに挙げた。地区優勝を果たしたことでホームのアドバンテージを得た点を「ご褒美」とし、「利点をしっかりと生かせるようにブースターの皆さんを巻き込んでチーム一丸で戦っていきたい」と必勝を誓った。(安里洋輔)