県内観光関連団体の代表らでつくる沖縄ツーリズム産業団体協議会(下地芳郎会長)は12日、会長・副会長会議を那覇市の沖縄産業支援センターで開き、今後の観光客の受け入れ態勢の課題解決や安定的な対策などを話し合った。観光業界の人材不足から、求人にかかる費用の助成や人材育成事業の強化を求める声、物価高騰などで経営がひっ迫しているとして、経営支援を求める声が上がった。
バスガイドや運転手が不足していることから、他地域からの応援を受ける際の支援や、バスガイド育成のための奨学金制度などを求める意見も上がった。
(與那覇智早)