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台湾観光協会大阪事務所とエバー航空の合同セミナーが12日、那覇市のホテルコレクティブで開かれた。県内旅行会社など関係者を対象に、最新の観光情報や今年実施されるPR施策などについて、各担当者が講演した。各社とも「アフターコロナ」をテーマに独自のコンテンツや広報戦略を積極的に進めており、県民に向けて台湾観光の魅力をアピールする。
同協会の洪維良所長は「コロナによる制限が緩和され、台湾を訪れる日本人観光客も増えた。まだ行ったことがないという人にも台湾の魅力を伝えたい」と抱負を述べた。個人旅行を対象に、約2万円分のウェブマネーかホテルバウチャーが抽選で当たる「台湾個人旅行応援キャンペーン」を1日に開始。2025年6月末まで長期間実施することによって、観光客誘致を狙う。
エバー航空はコロナの影響を受け約3年間停止していた台北(桃園)―那覇線の運航を今年1月に再開している。エバー航空福岡支店の河津雄課長補佐は「2014年の沖縄路線就航から来年で10周年となる。県内での知名度をさらに上げていきたい」と意欲を見せた。
(普天間伊織)