LGBTQなど性的少数者の当事者の多様な家族の話を聞くトークイベントが21日午前10時からオンラインで開かれる。パートナーと家族になりたいと考えている当事者らの身近なロールモデルをつくるのがねらい。
イベントには、出生時の性別と性自認が異なるトランスジェンダー当事者(FTM)で、女性から男性となり父親になったmakiさんを招く。ピラティスインストラクターや動画編集者、FTMの妊活や子育ての講演などで活動している。
企画は、セクシャリティーに関わらず家族になりたい人に寄り添い子育てを支える「fufu―hug(ふふはぐ)」が主催し今回で2回目。1回目は、女性、男性のどちらにも当てはまらないと自認する「Xジェンダー」の当事者の比嘉利加さんを講師に招いた。第3、4回も準備中。
主催者のmato(マト)さんは「自分たちの未来について考えるきっかけにしてほしい」と来場を呼び掛けた。ZOOM開催で参加料1500円。イベント詳細はふふはぐのホームページで確認できる。