沖縄電力、24年3月期は黒字を予想 値上げで赤字から転換


この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江

 沖縄電力(浦添市)は22日、2024年3月期連結の業績予想について純損益が40億円の黒字(23年3月期は454億5700万円の赤字)になるとの見通しを発表した。電気の規制料金の値上げが6月から実施されることになり、大幅赤字から脱して連結、単体ともに黒字転換を見込む。

 今年4月の23年3月期決算の発表時には、値上げの開始時期が確定しておらず業績予想は「未定」としていた。

 24年3月期の売上高は前期比5%増の2347億円、経常損益は56億円(前期は487億9900万円の赤字)と予想している。

 配当予想は「未定」のままとしている。