リゾテック、今年は沖縄アリーナ 11月 スタートアップ・中小向けブースや学生イベントも


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「リゾテックエキスポ2023」をPRする実行委員会の稲垣純一委員長(中央)、有木真理副委員長(右)、山田一誠事務局長=22日、県庁

 ResorTech EXPO(リゾテックエキスポ)in Okinawa実行委員会の稲垣純一委員長らは22日、県庁で記者会見し、11月9、10日の両日、沖縄市の沖縄アリーナで開催されるリゾテックエキスポ2023の概要を発表した。プレ開催を含め5回目の開催。来場目標人数としてリアル会場で1万人、オンラインで5千人の計1万5千人を掲げている。

 テーマは、コロナ禍からの再起動の意図を込めて「沖縄発、Reboot(リブート)Japan!」とした。初の沖縄アリーナでの開催となる。過去最多の180社の出展を見込む。コザ運動公園や商店街など近隣の施設、地域で連携イベントの開催も検討する。

 スタートアップ・中小企業枠として簡易展示ブースを特別価格で提供する。県内の大学、専門学校などを対象とした学生向けイベントも新たに企画する。

 新型コロナによる移動の制限がなくなったことから、県外、海外からの出展者、来場者の拡大を目指す。国内外で開催されるイベントと連携して相互に出展やセミナー開催などを図るほか、優れた技術やサービスなどを表彰するリゾテックアワードに、新たに海外部門グランプリを設ける。

 稲垣委員長は「国内外から来てもらい、全産業の全ての中小企業の役に立ち、経営者層や若い人にも積極的に取り組んでもらう」と意気込みを語った。

 公式サイトで出展申し込みを受け付けている。
 (沖田有吾)