【東京】自民党は25日、党本部で沖縄振興調査会(小渕優子会長)を開いた。2024年度の予算編成や政策の指針となる「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」の策定に向けた党の沖縄振興の方針を示す提言案「24年度の沖縄振興策の方向性について」を取りまとめた。提言案は「解決すべき課題」として、コロナ禍の影響を受けた「観光産業を始めとする沖縄経済の再興」や「中長期的な燃料高騰対策」などを挙げた。1972年の日本復帰以降初めて沖縄が人口減に転じた点も踏まえ「人口減少社会の中での人材確保」も課題とした。宮崎政久事務局長によると、示された提言案は出席議員の了承を得て小渕会長に一任された。
(安里洋輔)
自民の沖縄振興調査会が24年度予算で提言案 観光産業など県経済の再興を掲げ
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琉球新報社