酒類を企画販売するOneSpirit(沖縄県那覇市、仲里彬社長)が、6月8日から琉球泡盛を使用した日本酒「SAKE×AWAMORI 大吟醸2023」を発売する。日本酒に添加するアルコールに泡盛を使用した商品の第3弾。29日に琉球新報社を訪れた仲里社長は「日本酒と泡盛の魅力が凝縮した新しい酒を広くPRしたい」と語った。
福井県の田嶋酒造との共同開発。添加用アルコールとして、瑞穂酒造(那覇市)の泡盛「尚MIZUHO」を採用した。沖縄のさくらの花から作ったさくら酵母仕込みの泡盛をブレンドし、やさしい口当たりでフルーティな香りの大吟醸に仕上げた。
1本720ミリリットル、アルコール度数は16度。価格は3500円。瑞穂酒造で購入できるほか、OneSpiritのホームページからも予約できる。
(普天間伊織)