【東京】本格的な夏の到来を前に、沖縄県の玉城デニー知事は30日、首相官邸を訪れ、岸田文雄首相、松野博一官房長官、岡田直樹沖縄担当相にかりゆしウエアを贈った。玉城知事はかりゆしウエアを「クールビズの最先端」と紹介し、「暑い夏を乗り切ってもらいたい」と県産品をアピールした。
6月1日の「かりゆしウエアの日」に合わせ、6月最初の定例閣議で全閣僚が着用する「かりゆし閣議」を前に、県がかりゆしウエアを贈るのが2005年からの恒例となっている。岸田首相は6月6日に予定する「かりゆし閣議」での着用を約束し、「かりゆしがより日本に、世界に広がれば」と笑顔で応じた。
岸田首相には、赤色の手もみ麻、松野官房長官には光沢のある白色のウエア、岡田沖縄担当相には内閣府のデザインコンテストで最優秀作品に選ばれた沖縄の花々をモチーフにしたウエアがそれぞれ贈られた。
(安里洋輔)