北朝鮮の「衛星」予告で24時間体制で警戒 沖縄県


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 北朝鮮が「人工衛星」の発射を予告したことを受け、県は31日午前0時から危機管理体制を強化すると発表した。全市町村と緊急連絡体制を構築するほか、職員が24時間体制で県庁に詰める。さらに陸上自衛隊第15旅団(那覇市)から連絡員2人の派遣も受けた。

 北朝鮮が31日午前0時~6月11日午前0時の間に「衛星」を発射するとの通告を受け、県は29日午前8時45分に危機管理対策本部を設置した。「衛星」が発射され次第、各市町村から被害状況を取りまとめ、対策本部で報告される。

 県防災危機管理課は「本日から夜間、休日も情報収集や庁内と関係機関との連絡体制の強化で職員を配置した。国、市町村と連携を密にし住民の安全確保に全力で努める」とコメントを発表した。
 (梅田正覚)