激戦犠牲者へ 誓う平和 サイパン、沖縄県出身者追悼


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戦争で犠牲となった家族や親類らをしのび「おきなわの塔」で手を合わせる参加者=4日、サイパン(国際旅行社提供)

 太平洋戦争時に旧南洋群島で亡くなった沖縄県出身者を追悼する「南洋群島・慰霊と交流の旅」の参加者ら約50人は4日、サイパンの「おきなわの塔」を訪れ、犠牲となった家族や親類をしのび、手を合わせた。

 太平洋戦争時の1944年6月、米軍はサイパン島に上陸。空襲後に地上戦を展開した。激しい戦闘により県出身者は約6千人が犠牲となった。