琉球放送「闘牛アワー」が奨励賞 放送文化基金賞


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琉球放送

 第49回放送文化基金賞(放送文化基金主催)の受賞作と受賞者が7日に発表され、エンターテインメント部門で琉球放送の「THE 闘牛アワー」が奨励賞に選出された。出演した闘牛実況アナウンサーで本紙通信員の伊波大志さんは「闘牛のテレビ番組を作るのが夢だった。全国で評価されたことに闘牛が最高の文化だと改めて確信した」と喜んだ。

 番組は闘牛の基本ルールや最強牛を育てる家族の密着などを面白く紹介。「沖縄闘牛の魅力をぎゅ~っと詰め込んだ1時間」と評価された。うるま市の「闘牛のまちうるまPR事業」の一環で制作された。

 琉球放送はラジオ部門でも、シリーズ「音で綴る復帰50年」(全14回)の「民(たみ)の謡(うた) 島に息づく琉球民謡」と「沖縄のお笑い ~そこに込められた想いを辿る~」が奨励賞に選ばれた。

 そのほかドラマ部門では、東京ビデオセンター、NHK、NHKグローバルメディアサービスによる「ふたりのウルトラマン」が奨励賞を受賞。沖縄出身の脚本家・金城哲夫さんを演じた満島真之介さんが演技賞を受けた。
 (古川峻)