陸自、ヘリの飛行訓練「早期再開が必要」 森下幕僚長「地元に説明し理解を得た後に」


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UH60JA多用途ヘリコプター(陸上自衛隊提供)

 【東京】沖縄県宮古島市沖で発生した陸上自衛隊UH60JA多用途ヘリコプター事故について、森下泰臣陸上幕僚長は8日、飛行訓練の再開時期について「確定的に申し上げられない」とした上で「任務に対応するためにも努めて早期に飛行を再開し、熟練度の維持・向上を図る必要がある」と述べた。一方「地元に丁寧に説明し、理解を得た後に再開していく」と強調した。

 現在は災害派遣や緊急患者空輸を除いて飛行を見合わせているが「入念な点検、必要な教育を終えた後に地元に丁寧に説明していく」とした。

(明真南斗)