ハワイ沖縄連合会(HUOA)が、ハワイ州内外や国際レベルで沖縄県系人コミュニティーに貢献した人物に贈る「レガシーアワード」の表彰式と昼食会が1日、ホノルルのシェラトンワイキキホテルで行われた。ことしは5人が受賞した。
レガシーアワードは、「遺産(ゆずぃり)」をテーマに連合会が2003年に始めた。HUOA会長のマーク・ヒガ氏は「受賞者はコミュニティーのメンバーがハワイをより良い場所にするインスピレーションとなっている」と賞賛した。
受賞者は次の通り。
▽ジョージ・アリヨシ氏 1974~86年に日系人初のハワイ州知事に就き、ハワイ州と沖縄県の姉妹締結を実現した
▽アラン・アラカワ氏 2000~01年にマウイ・オキナワ県人会の会長を務め、現在マウイ郡長
▽グエン・フジエ氏 1967年に沖縄県系人初の桜祭り女王に選ばれ、現在はセミナー講師として、HUOAの女性グループ、フイ・オ・ラウリマの会長として活躍する
▽照屋正一氏 少林流ハワイ聖武館館長として幅広い層の生徒を指導する
▽セイイチ・トグチ、サチコ・トグチ夫妻 47年にハワイ料理店ハイウェイ・インを創業した。68年間3代にわたって店を発展させてきた。
(矢部久美子通信員)