宮古島市議ら避難シェルター設置を国に要請 防衛政務官「検討させていただく」


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国土交通省(資料写真)

 【東京】沖縄県宮古島市議会の野党2会派(保守宮古未来会、公明)と市内経済団体は19日、国土交通省で斉藤鉄夫国交相、防衛省で小野田紀美防衛政務官と面会し、台湾有事を想定した避難シェルター設置などを要請した。小野田政務官は「しっかり検討させていただく」と答えたという。

 要請団の新里匠市議によると、自民党国防議員連盟(衛藤征士郎会長)の事務局長を務める佐藤正久参院議員、県選出の西銘恒三郎衆院議員(自民)、金城泰邦衆院議員(公明)らとも面会した。

 シェルター設置の予算確保、民間企業の設置に関わる補助制度の設計を求めたほか、海上保安能力の強化のために平良港、長山港に給油や修理を行える施設整備を求める要請文を提出した。

(安里洋輔)