沖縄のコロナ定点報告1552人、前週の1.5倍に 推計値で総数7280人 6月に入り感染急増(6月12~18日)


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 沖縄県は22日、第24週(今月12~18日)に定点医療機関54カ所から報告があった新型コロナウイルスの患者報告数が1552人だったと発表した。先週の884人から約1.5倍増加している。

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 定点当たり28.74人で総数(推計値)は7280人だった。6月に入り、感染者が急増しており、一部の医療機関では救急医療や一般診療を一部制限する事態となっている。

 入院患者は18日時点で507人(重症9人)。12日は407人で、1週間で百人増加するペースとなっている。

 18日時点の病床使用率は県全体で57.8%。圏域別では本島59.8%、宮古23.1%、八重山54.5%だった。

 保健所別の定点報告数では、南部が571人(定点当たり40.79人)と最多で、中部378人(同23.63人)、那覇市358人(同29.83人)などだった。

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