北谷町議会、陸自基地の強化反対で意見書可決 嘉手納爆音訴訟団の請願を採択 沖縄


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北谷町役場

 【北谷】北谷町議会(仲地泰夫議長)は22日の6月定例会で、うるま市の陸上自衛隊勝連分屯地への地対艦ミサイル部隊配備と、沖縄市の陸上自衛隊沖縄訓練場への兵たん部隊配置に反対する意見書提出を求める請願を、全会一致で趣旨採択した。同日、意見書を賛成多数(賛成13、反対4、欠席1)で可決した。

 総務財政常任委員会の米須清一郎委員長は委員長報告で「基地機能強化を止めさせ、平和外交を求めることが理解できることから、採択すべきとの意見があった」と述べた。請願は第4次嘉手納基地爆音差止訴訟原告団と同原告団議員団会議、同原告団北谷支部の3者が連名で提出した。嘉手納町議会では反対多数で不採択となった。
 (石井恵理菜)