相次ぐ米兵による事件、F35騒音で抗議決議 北谷町議会 賛成多数で可決


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北谷町役場(資料写真)

 【北谷】沖縄県北谷町議会(仲地泰夫議長)は22日の6月定例会で、米軍人による道路交通法違反事件、窃盗・建造物侵入事件、米軍嘉手納基地へのF35Aステルス戦闘機暫定配備による騒音増加に対する抗議決議と意見書を、それぞれ賛成多数で可決した。

 道路交通法違反事件と窃盗・建造物侵入事件については、米軍人・軍属による事件事故防止のための協力ワーキングチームを早急に開催し、再発防止と具体的な解決策をつくることなどを求めた。

 騒音増加については、外来機飛来や暫定配備を中止すること、騒音防止協定を順守し嘉手納基地の騒音軽減を確実に実施することなどを求めた。

 後日、日米関係機関を訪ね、直接手交する。

(石井恵理菜)