102歳ウメトさん、笑顔の絵手紙展 軽快トークも披露 好きなのは大谷選手「心配事は…」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
元気にカチャーシーを踊る山城ウメトさん=6月15日、読谷村の座喜味公民館ホール

 【読谷】読谷村座喜味老人クラブ友愛会(永山博美会長)は、座喜味出身で102歳の山城ウメトさんの絵手紙作品展示と講演会を6月15日、読谷村の座喜味公民館ホールで開いた。沖縄絵手紙協会で最高齢会員のウメトさんの作品約50点が展示され、60人の会員が集まった。

 80歳で観光施設の琉球村に就職したウメトさんは、「朝は4時に起きて勉強するのが楽しみ」と話す。長寿の秘訣(ひけつ)について「病気にかかるから、怒ったらダメ。耳は遠いけど大谷翔平選手が好きだからテレビをつけて見ている」と笑顔で話した。

 また、講話後の質問で「仕事でうれしかったことは?」との問いに、「外国人のお客さんからほっぺにチューされたのがうれしかった」と答え、「心配事はありますか?」との問いには「100歳になったら18歳に若返るからグソー(あの世)のことも心配ない」と笑顔で話した。
 (喜納高宏通信員)

山城ウメトさんの絵手紙作品展示