【沖縄】コザロックの祭典「第38回ピースフルラブ・ロックフェスティバル2023」(同実行委員会主催)が8日、沖縄市上地のコザ・ミュージックタウン音楽広場で開かれた。約1300人(主催者発表)が詰め掛け、ロックの熱く激しいリズムに酔いしれた。いつもピースフルの中心にいた「ヒゲのかっちゃん」こと川満勝弘さんが亡くなってから初の開催。出演者らは、かっちゃんへの思いを演奏に込めた。
オキナワン・ロックをけん引するバンドから若手まで計8組が出演した。バンドインターハイで優勝した高校生バンド「Nico」を皮切りに、沖縄市のきょうだい都市・大阪府豊中市の「Buddhadatta」などが演奏した。
かっちゃんに近いメンバーで構成された「カッチャンTribute Band」も熱のこもった演奏を披露。リードギターの「KENちゃん」は「かっちゃんありがとう。ご苦労さま。ロックンロールネバーダイ(ロックは永遠)」と言葉をささげた。 (古川峻)