「おきなわ食材」で35店認定 地産地消に弾みを


この記事を書いた人 金城 美智子
35店を新たに認定した「おきなわ食材の店」登録証交付=19日、県庁

 県農林水産部は19日、県産食材を積極的に活用する2015年度「おきなわ食材の店」に35店を新たに認定した。同日午前11時から県庁で登録証交付式があり、15店の代表者らに島田勉農林水産部長が認定証を手渡した。今回で登録店は計222店舗となった。

 「おきなわ食材の店」は地産地消を推進しようと県が2008年度に開始した。登録店舗には県から盾やのぼりが贈られるほか、観光施設などでの配布用に県が毎年発行するパンフレットやホームページでも紹介される。
 島田部長は「登録を契機に利用拡大と地域活性化に取り組んでもらうことを期待する」と激励した。
 鶏卵生産や加工、販売を手掛ける「美ら卵養鶏場」の知名伸一さんは「認定店舗で協力し、県産食材使用の取り組みを広げたい」と意気込みを語った。
【琉球新報電子版】