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米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、設計変更が必要な大浦湾側の埋め立てに使う土砂を辺野古側埋め立て地に仮置きする沖縄防衛局の計画について、県が6月28日付で提出していた照会文書に沖縄防衛局が12日、回答した。県は回答の中身について情報が不足しているとしており、玉城デニー知事は13日の会見で回答内容について精査するとした上で、再度照会する方針を示した。
沖縄防衛局は大浦湾側の埋め立てに使う土砂を辺野古側に仮置きすることを認めた。一方、今後の作業の見通しは工事の進捗状況などを踏まえる必要があるため回答が困難だとした。また、詳細についても契約前の手続き中であるため、資料提供なども含め回答できないとした。
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土砂の仮置きに関しては、環境保全図書に記載があるとし、埋め立てに使う土砂を仮置きすることは現行の埋め立て承認処分により可能だという認識を示した。
県はできるだけ早めに再照会したいとした上で、調整などの理由から工事の開札予定日である20日を過ぎる可能性もあるとした。
(與那原采恵)