決勝は甲子園の常連校である沖縄尚学と初出場を目指すウェルネス沖縄による対戦となる。県春季大会直後のチャレンジマッチではタイブレーク制の延長十一回までもつれ込み、ウェルネスが4―3でサヨナラ勝ちを収める激戦となった。
準決勝までの4試合でウェルネスは37安打で打率3割1分6厘、沖尚は37安打で3割8厘とほぼ互角の打撃力を持つ。両チームとも上位から下位まで長打を狙える打者がそろう。
守りでは今大会でノーヒットノーランを達成しているウェルネスの安里幸大、沖尚には140キロ台後半の直球が強みのエース東恩納蒼がおり、投手戦になる可能性も十分ある。いずれにせよ、1点が試合の分かれ目となりそうだ。