県立中部病院の機能拡充要請へ　中部市町村会が県に　狭さ、老朽化に加え耐震基準満たさず

　【中部】中部市町村会（会長・松川正則宜野湾市長）は18日、7月定例会を沖縄市の中部市町村会館で開き、県立中部病院（うるま市）の改修・移転を含めた機能拡充と強化を県に要請することを確認した。県病院事業局が設置する県立中部病院の「将来構想検討委員会」の委員に松川宜野湾市長を推薦することも決まった。

　中部市町村会事務局によると、同病院は狭さや老朽化のほか、南病棟が耐震基準を満たしていないという課題があった。7月下旬～8月上旬をめどに要請文を県に提出する予定。　（古川峻）