リスト流出はファクスの「誤送信」 発信履歴からマニュアル外操作 石垣市の中山市長が会見で謝罪


この記事を書いた人 琉球新報社
ファクス誤送信により個人情報が流出したことについて謝罪する中山義隆市長(左)と市担当職員ら=19日、石垣市役所

 【石垣】石垣市がファクスで銀行宛てに送る、市民ら7人の預貯金差し押さえリストが外部に流出していた件で、中山義隆市長は19日、市役所で会見を開き、流出原因について、職員がマニュアル外の操作をしたことによる「誤送信」だと説明した。7人のうち連絡が付いた4人には19日中におわびしたとし、他3人にも引き続き連絡をとり続けるとした上で「ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした」と謝罪した。

 7人は市在住者6人、市外への移住者1人。リストには氏名や新・旧住所、口座番号などが記されていた。

 中山市長や市の担当者によると、市は18日に流出に関して報道陣の取材を受けた後、ファクスの発信履歴に残っていた番号の不動産事業者にリストが届いていたことを確認し、誤送信が判明したという。

 本来はマニュアルで定められた通りに、ファクス機のアドレス帳に登録されている番号から送信する。だが、担当した職員は銀行への送信がエラーとなり再送信しようとした際、アドレス帳ではなく発信履歴に残っていた事業者の番号を銀行の番号だと思い込み、誤送信したという。

 石垣市は19日に誤送信先の沖縄本島の事業者からリストを回収した。再発防止策として、ファクス送信時は宛先が分かるアドレス帳のみを使用し、履歴を使用しないことを徹底するとした。
 (照屋大哲)