【渡嘉敷】渡嘉敷村の渡嘉志久ビーチの浜辺で6日、長さ約5メートル、直径約50センチのラワン材の漂着物が確認された。ラワン材は腐食で空洞化し、全体的に老朽化が著しい。
島の海岸などでは台風の来襲後にラワン材の漂着が度々あり、撤去が困難なために放置されているが、次の台風で波にさらわれ消える。今回は漂流していたものが大潮などで漂着したと思われ、渡嘉志久ビーチの真ん中への漂着は珍しいと島の人は言う。
渡嘉志久ビーチは島の人や国立沖縄青少年交流の家の研修生、観光客ら多くの人がマリンレジャーのため利用する。ラワン材は村で撤去を検討している。
(米田英明通信員)