中学硬式野球の「侍ジャパン」U15代表選手が20日に発表され、県勢からは宜野湾ポニーズの東濱成和(せいわ)と浦添ボーイズの大城諄來(じゅらい)が選出された。8月20日から中国の威海市で開催されるBFAアジア選手権に出場する。
東濱は180センチ、68キロの右投げ右打ち。141キロの直球とスライダーが持ち味。6月の中学硬式野球ポニーリーグのU―14アジア太平洋地区チャンピオンシップにも出場した。「全国から多く集まった中で代表入りできて光栄だ」と満足げに語った。試合に向けては「いろいろな国と戦うことになるが、勝ち気では負けない。優勝を目指す」と力を込めた。
大城は177センチ、77キロの右投げ右打ち。140キロの直球と4種の変化球を使い分ける。2020年には福岡ソフトバンクのジュニアチームに選出され、NPB12球団ジュニアトーナメントに出場した。「(自分より)大きくてずっとうまい選手もいる中で選ばれ、自信になった」と喜んだ。試合に向けては「チームの優勝に貢献できるよう、打撃も投球も自分のプレーでやりきりたい」と意気込んだ。
(名波一樹)