テニス男子団体は首里がV 女子団体は石田が制す 県中学総体


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団体男子決勝 首里―昭薬付 サーブを放つ首里の喜久里心琉=23日、那覇市の奥武山公園庭球場(大城直也撮影)

 沖縄県中学校総合体育大会は23日、各地でテニス、ソフトテニス、バレーボール、ハンドボール、サッカー、軟式野球の6競技が行われた。テニスの男子団体決勝は首里が3―1で昭和薬科付属に勝利し、女子団体決勝では石田が石嶺を3―2で下して頂点に立った。ソフトテニスの女子団体は決勝リーグで屋部、東江、大宜味が2勝1敗で並び、得失ゲーム差により屋部が栄冠をつかんだ。バレーボールとハンドボールの男女は4強、サッカーは8強、軟式野球は16強が決まった。

喜久里、重圧越え白星

 首里2年の喜久里心琉が長期戦のシングルスを制し、チームの勝利に大きく貢献した。首里はダブルスを全勝し、優勝には喜久里の勝利が重要だった。「自分が勝たないと」と自身を奮い立たせた。

 4コートで同時進行した男子決勝は、5試合のうち3試合先取で勝敗が決する。ダブルスを戦った主将の宮城圭は「序盤は強く打ち過ぎてミスが多かった」と振り返る。それでも後半から調子を取り戻して勝利し「ダブルスを確実に二つ取ってシングルスで一つ」という、優勝に向けて思い描いた展開につないだ。

 チームの勝利を託された喜久里は、負ければ3年生が引退という状況に重圧があった。序盤は思うように動けなかったが「ビビってもしょうがない」と気持ちを切り替えた。相手の甘いボールをサイドライン端へ打ち返し、崩れた相手の返球に得意のボレーをたたき込んだ。接戦の末に6―4で白星をつかんだ。

 「九州はシングルスに強い相手がたくさんいる。ダブルス重視で挑む」と主将の宮城は次を見据える。喜久里は「自分がシングルスで勝つ」と気合は十分だ。九州4強入りが全国への切符。チーム一丸となって新たな目標に向かう。
 (名波一樹)

石田、1年宮野で優勝奪取

団体女子決勝 石田―石嶺 フォアハンドストロークで攻める石田の宮野紗綾(大城直也撮影)

 女子団体決勝で優勝が懸かったシングルス1は、石田の宮野紗綾が1年生対決を制した。

 石田は昨年の総体団体戦と新人大会で頂点に手が届かなかった。「夏は優勝してやる」とチームで心を一つにして決勝に挑んだが、エース次呂久梨瑠が敗北を喫する。両チーム2勝2敗で並び、最後のシングルスが始まった。宮野は「エンジンがかかるのが遅い」と甘い返球で序盤は相手の先行を許す。中盤から勢いづいてサービスエースで点を奪取。粘り勝ちで優勝を手にした。主将の山城彩也花は「ありがとう」と宮野をねぎらった。

 緊張もあったが「楽しかった」と素直に語る宮野。九州に向けて「いつも通りのプレーで頑張りたい」と意気込んだ。
 (名波一樹)