総勢400人でかけっこ教室 夏の思い出づくりに 11歳・比嘉さんが企画 7月27日、コザ運動公園


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
沖縄青年会議所の宮里和幸理事長(左端)と同会議所子ども事業実行委員会の比嘉俊太委員長(左から2人目)ら=20日、沖縄市の琉球新報中部支社

 【沖縄】沖縄青年会議所子ども事業実行委員会は27日、「夏休みかけっこ教室×バネ人間ショー」を沖縄市諸見里のコザ運動公園コザしんきんドームで開催する。子ども事業実行委員会として初めてのイベントで、企画したのは11歳の比嘉俊太委員長。「一緒に夏の思い出を作りましょう」と参加を呼びかける。

 イベントは陸上クラブのアスリート工房に所属するバネ人間こと外間友喜さんのほか、譜久里武さん、阿波根朱里さん、佐藤美優さんら陸上競技のアスリートがコーチとして参加する。

 「友だちや地域の子どもたちが楽しめるイベントを開きたい」と考えた比嘉委員長が、同会議の宮里和幸理事長に企画を提案し、開催を実現させた。「ゲーム大会やビンゴ大会も候補に挙がった。誰でも参加できることや、予算面で開催可能なのかを考えることが難しかった」と振り返った。

 既に400人以上から参加申し込みがあり、想定以上の反響に比嘉委員長も驚いている。宮里理事長は「子どもたちから提案を聞いた時に、やればできるという体験をしてほしかった。イベント当日はみんなで元気いっぱい楽しんでほしい」と目を細めた。

 イベントは、実際に陸上競技のアスリートから走り方の指導を受けられる。また、バネ人間こと外間さんの驚異の脚力を生かしたジャンピングショーを目の前で楽しむこともできる。

 参加者は小学生以上の青少年を対象としているが、幼稚園児未満も保護者同伴で参加可能。運動が可能な服装と水筒、タオルの持参が必須。来場には公共交通機関の利用を呼びかけている。

 事前の参加申し込みなどの問い合わせはメールokinawa.jc486@gmail.comまで。当日の飛び入り参加も可能。来場者特典として先着500人にショルダーバッグやタオルなどのセットのほか、抽選でバネ人間に頭上を飛んでもらう権利などを用意している。
 (名嘉一心)