<コロナかな?と思ったら>感染時や子ども受診のポイント


この記事を書いた人 Avatar photo 與那嶺 松一郎

軽症なら日中受診を 救急逼迫で県が呼び掛け

 新型コロナウイルス感染者急増により県内医療機関が逼迫(ひっぱく)しています。

 医療機関を守るために県がホームページに掲載している県民への「お願い」や、県感染症医療確保課が作成した「子どもを見守るポイント」などを基に、感染防止策や感染時の留意点をまとめました。

 【感染拡大防止策】発熱など体調不良時は外出を控える。手洗いや換気などの対策を継続する。医療機関や高齢者施設でマスクを着用する。各家庭で3日分の食料と抗原キット、解熱剤などの医薬品を準備する。

 【発症時の対応】軽症の場合や検査目的での救急病院の受診は控える。高齢者や妊婦、透析患者など重症化リスクのある人や症状が重い場合は、かかりつけ医に相談の上、できるだけ日中に受診する。緊急外来に長時間の電話対応を求めない。受診医療機関に迷う場合は発熱コールセンター、電話098(866)2129。

 【子どもの感染】感染した子どもが急いで受診すべき状態は、呼吸が苦しそう、呼吸が速い、嘔吐(おうと)や下痢が頻回で半日以上排尿がない、初めてけいれんした、生後3カ月以内の赤ちゃんで38度以上の発熱が続くなど。子どもの医療相談は小児救急電話相談、電話#8000。 

(西田悠)