![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/002/202307/b937519c559624096e4c24c13b8788da.png)
大型で強い台風6号は31日午前10時現在、日本の南にあり、時速15キロで北北西へ進んでいる。中心の気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートルで、最大瞬間風速は55メートル。暴風警報は大東島地方で31日昼過ぎ、沖縄本島地方で8月1日明け方、先島諸島で1日昼過ぎに発表される見込み。南大東村総務課によると、同村では30日午後5時半から村多目的交流センターなどに避難所を開設、31日午前10時半現在8人が避難している。
沖縄気象台によると、台風は発達しながら北西に進み、8月2日にかけて非常に強い勢力で沖縄地方にかなり接近する見込み。沖縄地方では台風の影響が長引くおそれがあり、気象台は暴風や高波、高潮への厳重な警戒を呼び掛けている。
2日以降は東シナ海で速度が遅くなるため、3日以降も沖縄地方では大荒れの天気となるおそれがある。
大東島地方では、31日夜のはじめ頃から8月1日にかけて暴風となる見込み。北大東村は避難所を開設していないが、民生委員を通して避難希望者の把握を進めており、午後にも開設する方向。両村とも台風接近に向けて備えている。
沖縄本島地方では、8月1日昼前から次第に暴風となる見込み。1日から2日にかけては、一部の住家が倒壊するおそれもある猛烈な風の吹く見込みもある。沖縄気象台は風が強まる前に頑丈な建物の中に移動するとともに、屋内では窓から離れるなど、暴風への厳重な警戒を呼び掛けている。また、台風の進路等によっては31日から警報級の大雨となるおそれもある。
先島諸島でも、8月1日は夜から暴風となる所がある見込み。
【関連記事】
▼台風6号で海と空の便欠航 きょうも3万人影響 南北大東島で食品不足も