宮城リョータの誕生日、出身地・沖縄で祝福の大声援 「スラムダンク」の応援上映が満員御礼、49回鑑賞のファンも


この記事を書いた人 琉球新報社
宮城リョータの誕生日を祝うスラムダンクのファンら=7月31日、那覇市のシネマQ

 人気バスケットボール漫画「スラムダンク」に登場する沖縄県出身のキャラクター、宮城リョータの誕生日の7月31日、那覇市のシネマQで映画「THE FIRST SLAM DUNK」が拍手や歓声が可能な応援上映として公開された。劇場は満席となった。

 冒頭で、宮城の声優を務めた仲村宗悟さんが映像で現れ「めちゃくちゃ熱いので皆さまの声を聞かせてほしい」と呼びかけた。

 映画館が暗転するやいなや「リョータ誕生日おめでとう!」と掛け声が飛んだ。オープニングの音楽には手拍子し、試合で守備の時は「ディーフェンス」と一帯となって応援。名ぜりふが出るたびに歓声が沸き起こった。

 漫画の連載時からファンという宮國奈保子さん(42)=浦添市=は「沖縄が舞台の映画になったことが最高です。沖縄のバスケが注目され、W杯が盛り上がっていく実感がある」と喜んだ。

 これまで計49回映画を鑑賞したという女性(32)は「リョータの誕生日は逃せない。スラムダンクは私の生きがい」と話した。
 (古川峻)