県内スーパー、生鮮食品の品薄続く見込み 台風の長期化予想で買い出し客が相次ぐ


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品薄になった精肉の陳列棚のを覗く買い物客ら=7月31日、那覇市のサンエー那覇メインプレイス

 那覇市のサンエー那覇メインプレイスでは7月31日、買い物客らが即席麺や精肉などを買い求め、台風6号の接近に備えた。午後6時にはすでに精肉やパン類の陳列棚には空きが目立った。同店の社員によると、8月2日までは品ぞろえが不安定になる可能性があるという。

 8月1日は台風の進路によっては生鮮食品など入荷が止まる可能性もあるという。一方、即席麺やレトルト食品に関しては在庫があり、すぐに品薄にはならないとみている。

 すでに台風に備えて買い物をしていたが、進路を見て買い足しに来たという男性は「進路を見て影響が長引くと感じ、慌てて食品などを買い足しに来た。これからも台風情報には注意して動く」と話した。

 仕事終わりに立ち寄った買い物客は「台風中は外に出なくても良いように、カップ麺などを多めに買った」と話し、台風に備えた。

 8月1日の営業について、県内小売り大手のほとんどが同日朝の状況を見て判断するとしている。
 (福田修平)