台風6号、本島中南部の一部が暴風域に 北部は昼前、久米島は夕方にも(8月1日午前11時半現在)


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台風6号の経路図(1日午後1時現在、気象庁ホームページより)

 大型で非常に強い台風は1日午前9時現在、那覇市の南東約250キロの海上にあり、時速20キロで西北西へ進んでいる。沖縄気象台によると、台風は同日明け方に大東島地方に最接近して次第に遠ざかり、午前10時現在、本島中南部の一部が暴風域に入った。本島北部は昼前、久米島は夕方ごろに入る見込み。

 最大瞬間風速は1日午前2時28分に北大東で31・4メートル、午前2時10分に南大東で30・5メートル、午前9時32分に南城市糸数で29・7メートルを観測した。

 気象台は午前10時24分、久米島に暴風・高潮警報を発表した。午前11時現在、沖縄本島地方に暴風・高潮・波浪警報、大東島地方に暴風・波浪警報、宮古島地方に波浪警報が発表されており、気象台が暴風や高波、高潮に厳重に警戒するよう求めている。

 1日に予想される最大風速は、本島地方が40メートル(最大瞬間風速60メートル)、大東島地方と先島諸島が25メートル(同35メートル)となっている。

 台風6号の午前9時現在の中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートル。中心から半径220キロ以内では、25メートル以上の暴風域となっている。