沖縄の26%、停電16万7千世帯で続く 暴風抜けた地域から巡視・復旧作業はじまる 台風6号(3日午前6時26分現在)


この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
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 沖縄電力のホームページによると、台風6号の影響で3日午前6時26分現在、沖縄本島各地や久米島・慶良間地方、宮古や八重山など県内全体で計16万7330世帯が停電している。県内の総戸数63万3670世帯のうち停電率は26.4%。

 地域別の停電数は、沖縄市で1万9990世帯、うるま市で1万8430世帯、那覇市で1万4670世帯、名護市で6890世帯など。沖縄電力は「現在、暴風域を抜けた地域の被害箇所を特定する巡視を開始している」と説明している。

 暴風警報が続いていた2日午前6時には沖縄本島の各地や久米島、慶良間などで計21万世帯9350世帯、県全体の34.6%が停電していた。

 本島北部、中南部は3日未明に暴風警報が解除されたことに伴い、復旧作業が進むとみられる。

 一方、台風が接近し暴風警報が続いている宮古島地方や八重山地方でも停電が生じている。3日午前6時26分現在、宮古島市で5010世帯、多良間村で20世帯、石垣市で120世帯が停電している。