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同族会社は「計画的な事業展開が必要」 税理士の平良さん、3冊目書籍で中小企業向けノウハウ


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「沖縄の中小企業・同族会社」を出版した税理士の平良修さん=沖縄市仲宗根町の琉球新報中部支社

 【中部】うるま市で税理士業を約40年営む平良修さん(70)がこのほど、3冊目となる自著「沖縄の中小企業・同族会社 起業から事業承継相続まで」(新星出版)を発刊した。企業数の95%以上を占める中小・零細企業の中でも、ほとんどが同族会社という沖縄の状況に応じた経営アドバイスを掲載している。

 平良さんは「会社は社長1代で終わりではない。親子や親族で経営を引き継ぐことも多いが、親子の代では時代背景も全然違う」と説明。「経営には必要な知識やノウハウがあり、突然の交代ではうまくいかない」と話し、計画的な事業展開が必要だと指摘した。

 本は1500円(税抜き)。宮脇書店やツタヤ、田園書房などで販売している。

 問い合わせは琉球プロジェクト電話098(868)1141。
 (島袋良太)