宜野湾市と中城村の断水は解消の見通し 復旧作業で新垣増圧ポンプ場からの送水が再開 台風6号(8月4日朝)


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 水道用水の供給を担う沖縄県企業局によると、台風6号による停電などが原因で停止していた新垣増圧ポンプ場(中城村)からの送水が4日午前0時半ごろから再開された。これにより、宜野湾市、中城村の断水は解消に向かうと予想される。

 企業局によると、新垣増圧ポンプ場は、宜野湾市と中城村が利用する南上原調整池へ浄水場から水を送る途中で、高所へと送水するために圧力をかける施設。台風6号による停電や非常発電機の故障などにより送水ができなくなっていた。県や沖縄電力の職員が復旧に当たっていた。

 南上原調整池の水位が低下して給水ができなくなったことから、宜野湾市では広範囲で断水が発生。宜野湾市上下水道局では3日に2千リットル以上の非常用飲料水を用意し、住民に配った。