台風6号で農作物被害2億6251万円 サトウキビ被害が8割占める(8月4日)


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根元から倒れるサトウキビ=1日午前9時ごろ、南大東村新東(池田羊子通信員撮影)

 沖縄県農林水産部が3日に発表した台風6号による農林水産業被害報告(第1報)によると、被害総額は2億6251万円だった。主な内訳はサトウキビが約2億1037万円で全体の8割を占めた。今回被害額が発表されたのは耕種部門の被害のみ。農業施設などの被害額は含まれていないことや、台風の再接近による被害額大などで、今後の調査では被害額はさらに膨らむ見通し。

 被害額はそのほか、野菜が約4427万円、花きが約332万円、果樹が約416万円、サツマイモなどのその他作物が約37万円となっている。第1報は沖縄本島および周辺離島(久米島除く)、南北大東島の調査報告となっている。(福田修平)