百人一首かるた、沖縄勢2人出場 個人戦で勝利飾る 全国高文祭、台風で現地入りに遅れも


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小倉百人一首かるた部門に出場した宮古高の永田凜さん=鹿児島県鹿児島市の西原商会アリーナ

 【鹿児島で高橋夏帆】第47回全国高校総合文化祭6日目の3日、鹿児島市の小倉百人一首かるた部門に、宮古高3年の永田凜さん(17)と3年座喜味和穂さん(18)さんが参加した。台風6号の影響で、8人の合同チームはそろわず2人で出場した。

 那覇国際、首里、開邦の計6人が飛行機の欠航で欠場。5人で戦う団体戦に2人で出場した。団体戦勝利が望めない中、個人戦勝利を飾るなど健闘した。

 放送部門は、出場の豊見城とビデオメッセージ(VM)の前原と具志川の審査があった。台風で生徒は鹿児島入りできず、審査対象の制作作品が発表された。結果は4日に発表。朗読は出場できなかった。

 書道部門(薩摩川内市)と弁論部門(鹿児島市)は成績発表があり、県勢は入賞を逃した。開邦2年の金城舞奈さんは飛行機の欠航により出場できなかった。

 全国高校総合文化祭は4日まで。台風の影響で軽音楽部門に出場予定だった県内生徒9人が鹿児島入りできず、大会に出場できない。