【鹿児島で高橋夏帆】第47回全国高校総合文化祭最終日の4日、鹿児島市で放送部門があった。郷土や学校の話題を全国の高校生に伝えるアナウンス部門に、首里2年の久手堅世奈さん(16)と開邦3年の我喜屋奏利(かなと)さん(18)、那覇国際3年の下地真央さん(17)が出場した。
下地さんは、沖縄の歴史や魅力を学びSNSで若者に発信する友人を紹介する原稿を発表した。
世界のウチナーンチュ大会についての原稿を読んだ久手堅さんは「沖縄の魅力が伝わればうれしい」と話した。我喜屋さんは「かんだりせず、ちゃんと伝えることができた」と語った。放送部門の表彰式があったが、県勢の入賞はなかった。
鹿児島市内で器楽・管弦楽部門で、北中城や普天間など20校による県合同オーケストラが演奏したほか、合唱部門(同市)に小禄と那覇国際の合同チームが参加した。