【沖縄】沖縄市コザ運動公園の敷地の一部を活用して8月に開業した「REF沖縄アリーナbyベッセルホテルズ」のオープン祝賀会が8日、同ホテルであった。公共施設を民間が活用し、収益の一部を公園の管理に還元する「パークPFI」を県内で初めて活用した。今月25日に開幕するバスケットボールW杯を目前に開業し、沖縄市の観光を発信する。
地元沖縄市に縁のあるアーティスト14人が内装を手掛けた部屋、地元音響メーカーの知名オーディオのスピーカーを採用したミュージックバー、屋上プール、宴会場、サウナなどを備える。
すこやかホールディングスを代表とする共同企業体が事業主。ベッセルホテル開発がホテルを運営する。すこやかの宮里敏行社長は「W杯に向けて国内外から多くの人が訪れる。この場所でおもてなししたい」とあいさつした。沖縄市の桑江朝千夫市長は「沖縄アリーナと共に沖縄市の新たなランドマークになるはずだ。この夏はW杯が来る、全島エイサーもある。盛り上げてほしい」と呼びかけた。
(島袋良太)