琉球新報社 
沖縄特化型のウェルネスツーリズムサービスを提供する琉球ウェルネス（那覇市、道廣敬典社長）は1日から、沖縄での「オフサイト（合宿）」を総合的にプロデュースするサービス「Wellness Offsite（ウェルネスオフサイト）」を開始した。本島北部の宿泊施設などを活用し、主に企業向けの“合宿”を実施している。社員の意識改革やマネジメント能力の向上、相互理解の促進によるチームワークの向上などを図る。
同社によると、コロナ禍でリモート通勤を増やし、オフィスを閉鎖や縮小する企業が増加する一方、社内の交流を深める目的でオフィスから離れた場所で合宿する「オフサイトミーティング」や、屋外施設などで研修する「リトリート研修」を実施する企業も増加している。
東京のスタートアップ企業勤務時代にオフサイトミーティングを実施したという道廣社長は「日常生活から離れて心身ともにリフレッシュすることで、斬新なアイデアの創出や刺激的なディスカッションが可能になる」と強調する。
道廣社長は「自然豊かな沖縄での研修を希望する企業は多い。研修地としての沖縄のポテンシャルが県外、海外の企業から注目されている」と述べた。予約は公式ホームページで受け付けている。
（普天間伊織）
