「住みここち」九州・沖縄ベスト10に県内4市町村 3位に中城、沖縄の最高位は? 商業施設充実、子育てしやすい 大東建託


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 大東建託(東京都)が実施する「いい部屋ネット街の住みここちランキング2023〈九州・沖縄版〉」が9日発表され、北谷町が2位、中城村が3位に選ばれた。そのほか、6位に豊見城市、8位に北中城村がランクインした。1位は4年連続で福岡市中央区だった。

 北谷町は昨年3位、中城村は11位でそれぞれ順位を上げた。項目ごとの順位では、「行政サービス」で嘉手納町が1位に選ばれた。「親しみやすさ」では1位が中城村、2位が北谷町、3位が嘉手納町とトップ3を県内自治体が独占した。

 居住者からは「有数の観光地であり商業施設等が充実している。商業区域と住居区域が分かれているため、治安に関する心配もあまりない」(北谷町)、「公園なども新しく、行政も子育て支援に力を入れていて子育てしやすい。大学や産婦人科なども充実している」(中城村)などの声が寄せられた。

 住みここちランキングは現在居住している地域について5段階で評価した平均値を集計して作成している。2019年から調査を開始し、今年で5回目。調査は九州・沖縄に居住する20歳以上の男女を対象に実施。19年から23年の累計8万429人の回答を集計した。

 (普天間伊織)