ラーメンで闘牛のまちPR 器は角、ひづめ、しっぽを表現、迫力満点! うるま「ラブメン」


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 【うるま】「闘牛のまち」うるま市をPRしようと開発された「闘牛BULLSラーメン」が、うるマルシェフードコート内の「ラブメン」で注目を集めている。中城村のやちむん工房に特注した器「闘牛丼」は角、ひづめ、尻尾と細部までリアルに表現され、思わず写真を撮りたくなるビジュアルだ。実際に注文したほとんどの客が写真を撮り、中には丼を向かい合わせて「ヒーヤイ!ヒーヤイ!」とヤグイを発するマニアもいるという。

 ラブメン代表の野崎達彦さんは「見た目のインパクトがあるので外国人や観光客にも人気だ」とPR。「難点は丼が食洗機で洗えない事。角がデリケートなので赤ちゃんをお風呂に入れるように優しく洗っている。忙しい時に注文が殺到すると、少し大変」と苦笑いした。

こだわりのリアルな器に盛り付けられた「闘牛BULLSラーメン」

 BULLSラーメンは930円。塩豚骨スープに牛バラ肉と煮卵をトッピング、麺はツルっともっちりの食感だ。辛みそを溶かしながら味の変化も楽しめる。野崎代表は「うるま市には伝統文化や遺跡など、魅力的なものがたくさんある。闘牛ラーメンをきっかけにうるま市に興味を持ってもらえたらうれしい。」と語った。

 うるま市は2019年に闘牛のまち宣言を発表しており、それを機に多くの闘牛関連商品が誕生している。

(伊波大志通信員)