「いーどぅし」奏絵、ソロ活動で5作目のシングル 「裸足のSummer Day! feat.珠恵」18日に発売 姉妹で初共演


この記事を書いた人 Avatar photo 古堅一樹
新譜で初の姉妹共演を果たした奏絵(左)と珠恵=8日、那覇市泉崎の琉球新報社(喜瀨守昭撮影)

 シンガー・ソングライターの奏絵(かなえ)=いーどぅし=は18日、ソロ活動で5作目となる配信シングル「裸足のSummer Day! feat.珠恵」をリリースする。妹の珠恵と初共演し、8ビートのスピード感のあるメロディーに、透明感のある歌声で夏にぴったりの爽やかな楽曲だ。奏絵は「夏と言えばこの曲と言うのを書きたかった。みんなと一緒に歌えるとうれしい」と語った。

北中城・ライカムのライブで新曲を披露

 奏絵と珠恵は幼少から沖縄の古典音楽や民謡を学んでいる。「姉妹でありながら良きライバル。音楽面でもリスペクトしていて、彼女の声と共に歌いたかった。互いを分かっているからこそ生まれた楽曲だ」と珠恵への思いもあふれる。

 珠恵にとっては初めての楽曲リリースとなった。最初は戸惑いもあったというが、姉・奏絵のサポートも大きかったという。「姉と歌えたことがうれしい。友達と遊びに行ったり、海に行ったりする時のドライブの1曲として聴いてほしい」と目を輝かせた。

 奏絵は今年からソロ活動を始動させ、4月から毎月、新曲1曲を配信している。ソロ活動には気負いもあったというが、「はじめてのうた」や「イヤイヤ期」など、自身の子どもと過ごす中で生まれた曲もあった。「気取らずに等身大で作った歌を届けるのが私らしい。これまでは聞いている人に寄り添うような、相手にフォーカスする面があったが、今年は自分自身のために曲を書いている」とほほ笑んだ。

 「今が一番楽しめている。シングルをアルバムに収めて、全国でライブに行きたい」と目標を語った。
           ◇            ◇                 ◇
 18日にイオンモール沖縄ライカム1階グランドスクエアで配信記念ミニライブを開催する。開演は午後4時と6時の計2回。入場無料。問い合わせはグライダーエイトオキナワの公式サイトから。