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沖縄モズク生産量、シーズン目標超え 前期比9.9%増加 安定した天候が寄与


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 沖縄県もずく養殖業振興協議会(会長・上原亀一県漁連会長)は15日、那覇市の県水産会館で2023年度定期総会を開催した。23年シーズン(2022年12月~23年7月)のモズクの生産量が1万8136トンとなり、前期比1797トン(9.9%)増で、23年シーズンの目標を超えたことが報告された。

 6月には台風2号の影響があったものの、4月からの安定した天候と、梅雨の時期に雨が少なかったことが影響し、22年シーズンに比べ順調な生育状況だった。24年シーズンのモズクの生産目標は1万7600トン。

 また総会の中では、オキナワモズクの優良株選抜の取り組みや、モズク生産に大きく関わる海水温度についての分析などの情報提供があった。
 (福田修平)