バスケW杯へ、アジア開催3カ国のラッパー、歌手が共同楽曲 26日、音市場でライブも


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
フィリピンとインドネシアの歌手と共同で楽曲を制作した沖縄市出身のラッパー、¥uK―Bさん(左)とRude―αさん=9日、沖縄市のミュージックタウン音市場

 【沖縄】FIBAバスケットボールワールドカップが沖縄市などで開催されるのを前に、市出身のラッパー・¥uK―B(ヤックビー)さんとRude―α(ルードアルファ)さんが、開催国のインドネシアとフィリピンのアーティストと共同で、楽曲「Love Live Life」を制作した。コロナで生じたさまざまな変化に対して、「希望」や「相互理解」など前向きな思いを込めた。

 音楽でFIBAを盛り上げようと、ミュージックタウン音市場の野田隆司館長の呼びかけで企画が始まった。フィリピンからは人気ヒップホップ歌手のアリソン・ショアとワイアン、インドネシアからは歌手のタナユウが参加した。

 今年1月にフィリピンを訪れ、アーティストらと顔合わせをした¥uK―Bさんは「時代の変化に追いつけず困惑している人もいる。ポジティブなメッセージを開催国のアーティストで作りたいと思った」と振り返る。Rude―αさんは「世界の人がコザを第二の地元のように好きな場所になってほしい。交流の地になればいい」と期待した。

 26日午後7時、楽曲に参加した歌手が集結して音市場で特別ライブを行う。沖縄市在住・在学中の小中校生を無料招待する企画もある。ライブの詳細は「音市場」で検索。
 (石井恵理菜)